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2013年2月19日 (火)

中国大気汚染、「PM2.5」による健康被害が日本に迫りくる

Photo
天安門広場・毛沢東の肖像が見えない

〖NHK解説委員室〗参照

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/146665.html

上原 清PM2.5・DEP研究プロジェクト氏談抜粋

もし風がなかったら,都市が排出する有害な大気汚染物質が滞留して高濃度の大気汚染が発生する。

実際,1952年12月に発生したロンドン・スモッグ事件のときにはロンドン周辺の低地は,無風で,強い逆転層が発達した状態が4日間続いたと記録されている。この間に石炭ばいじんやイオウ酸化物の濃度が上昇した。結果,2週間の間に幼児や老人を中心に4000人,その後2ヵ月間に合計8000人もの犠牲者がでた。

沿道大気汚染が通風阻害と深く関わっていることを示す例に,1970年東京都牛込柳町で発生した鉛中毒事件がある。

これは,我が国が経験した最初の沿道大気汚染事例でもある。このとき集団健康診断で交差点付近の住民の多くに鉛中毒が発見された。原因はガソリンに添加された鉛によるものと推定された。確かに,その後に行われた観測でこの交差点における鉛や一酸化炭素濃度が他の交差点よりも高いことが確認されている。だが意外にもこの交差点の交通量は,調査を行った139地点のうち122位(昭和45年度版交通年鑑)とそれほど多くはなかったのである。この地点の汚染濃度が異常に高かった原因は付近一帯の風通しの悪さにあると推定された。片側2車線の幹線道路が,谷筋を走る1車線の道路と交わるこのあたりの標高が最も低い。商店街の建物は,狭くて交通量の多い道路を隙間なく取り囲んでいる。こうした状況からは,この交差点一帯の通風が悪く大気汚染物質が滞留しやすい地形であることが容易に想像できた。

沿道大気汚染に限らず局所の高濃度大気汚染は風通しの悪い場所に有害なガスが排出されることによって生じる。私たちの生活に身近な,住宅風呂釜や暖房の屋外排気,今後増加するであろう家庭用コジェネシステムの排気などによる建物近傍汚染も同じである。私たちが局所の大気汚染の発生原因を理解しそれらに対応するためには,まず風の流れを明らかにする必要がある。

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ハナゲの歌

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