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2011年8月 1日 (月)

「Tom Dooley」 by The Kingston Trio / The Brothers Four

今日も朝は涼しく過ごせ、お陰で6時まで安眠することができた。

今日の朝のBGMは「トム・ドゥーリー」でキングストン・トリオとブラザーズ・フォーにした。昨日に続く『殺人』に係るミュージックを選んだ。

昨日の「Banks of the Ohio」 (邦題:オハイオ河の岸辺で)オリヴィアのヒット曲になりました。もとは男性の歌(戦前では Monroe Brothers などが歌いました)ですが、オリヴィア版では女性が殺人を犯すという歌詞に変更しています。ここに歌われている殺人は実際に起こった事件ではなさそうです。

キングストン・トリオ

ブラザーズ・フォー

「トム・ドゥーリー "Tom Dooley"」は南北戦争時代のアメリカ、ノースカロライナ州で生まれたフォークソングです。実在した元南軍の兵士、トム・ドゥーリ(Tom Dula)は、1866年にフィアンセであったローラ・フォスターが心変わりをしたという理由で、彼女を刺殺します。トムは自分はローラになんの危害も加えたことはない・・・と裁判で自らの犯行を否定しますが、なぜか自分は罰を受けるに値する。と供述してあえて死刑になることを望み、1868年に殺人罪で絞首刑になります。

しかしこの事件の真犯人はトムのもう一人の愛人だった女性アン・メルトンであったともいわれ、事件は多くの謎を残したまま忘れられ去られようとしていました。  ところがトムの処刑後、地元ノースカロライナの詩人トーマス・C・ランドがこのトム・ドゥーリの悲劇を歌にしたことで事件は音楽のフィールドで再び光が当てられることになります。
このトーマス・C・ランドの歌が多くのヴァージョンを生むことになり、その中でもキングストン・トリオが1958年にリリースしたファースト・アルバム、「ザ・キングストン・トリオ」からシングル・カットされた「トム・ドゥーリー」が全米のヒット・チャートでNo.1に輝きます。

しかしこの作品は歌詞の内容とは裏腹な大変に美しいメロディーで意味も考えずに、口ずさんでいたものでした。また「トム・ドゥーリー」のヒットにより、事件も再び脚光を浴びることになり、ノースカロライナのトムの墓は新しく建て直されたそうです。

※※

① Jessee James (The Country Gentlemen)

② Mama Tried (Merle Haggard)

③ Banks of the Ohio (Alison Kraus, Ricky Scuggs, Earl Scruggs, Doc Watson)

④ Tom Dooly (Kingston Trio)

⑤ Green Green Grass of Home (Porter Wagoner)

⑥ Columbus Stackade Blues (Hal Lone Pine & Betty Cody)

⑦ Lonesome Whistle (Hank Williams)

⑧ Foggy Mountain Break Down (Flatt & Scruggs)

⑨ North to Aiasuka (Johnny Horton)

⑩ 続・夕陽のガンマン~ 地獄の決闘  (エンニオ・モリコーネ楽団)

⑪ Billy the Kid

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

アメリカの古謡にはマーダー・バラッド(殺人事件の物語歌)というのがあって、愛を受け入れてくれない相手を「オハイオ川の岸辺」や「柳の園」で殺すというような三面記事まがいの話が歌われている。

こうした歌は、殺人者の一人称の告白という形をとっているものが多い。第三者の立場で語るよりもそのほうが大衆に受け入れられやすいからだろうか。

強盗団の首領ジェシー・ジェームズの活躍と最期を歌うといった、無法者(アウトロー)が主人公のバラッドもある。アウトローが美化されて「鼠小僧」にも似た義賊になっている場合が多いのは、民衆の体制批判の一種だろう。とにかく、アメリカのこうしたバラッドには扇情的な血なまぐさい犯罪にまつわるものが多い。《参:文春・伏見威藩(ふしみいはん)・翻訳家》

「オハイオ河の岸辺で」「ママ・トライド」「思い出のグリーン・グラス」など、カントリーで歌われた悪いことをした人の歌も考えてみよっか・・・

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コメント

ブラ・フォーのTom Dooley初めて聴きました~(恥)
キングストン・トリオはブルーグラス音楽の泥沼へはまっちゃった罪なバンドです(苦笑)

ダッフィーさんへ。

キングストン・トリオとブラザーズ・フォーは似た歌を唄っていますが。曲によってはまったく違ったアレンジになります。

ですから聴いてて飽きないグループなんです。

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